活用事例 売上に直結する!レシートキャンペーンの開催メリットや成功事例5選を紹介
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売上に直結する!レシートキャンペーンの開催メリットや成功事例5選を紹介

公開日:2024/05/29
レシートキャンペーンは、消費者と企業側の両者にメリットがあるのが魅力です。本記事では、レシートキャンペーンの概要や、開催メリット、成功事例などを詳しく紹介します。レシートキャンペーンで商品の購入を促進したいという方はぜひ参考にしてみてください。

レシートキャンペーンのシステムとは

レシートキャンペーンとは、対象商品を購入したレシートを使って応募できるキャンペーンのことです。商品購入を参加条件としているため「マストバイキャンペーン」とも呼ばれます。目玉商品の販売促進や話題性作り、集客などに有効です。

レシートキャンペーンの種類は主に以下の3つです。ここでは、それぞれのシステムについて解説します。

  • Webサイト連動型
  • SNS連動型
  • ハガキで応募

Webサイト連動型

Webサイト連動型のキャンペーンは、専用のWebサイト上で必要事項を入力フォームに記載して応募する方法です。自社のWebサイトを閲覧してもらえるため、商品のPRをはじめ、コンセプトや世界観を押し出したいときに活用できます。

SNS連動型

SNS連動型のキャンペーンは、LINEやX(旧Twitter)をはじめとしたSNSサービスと連携してキャンペーンに応募する方法です。気軽に参加してもらいやすい点がメリットに挙げられます。

一般的な仕組みとしては、レシートの写真をトークチャットに投稿することで応募完了します。フォローやリポスト、いいねなどを条件に加えれば認知拡大も狙えるでしょう。

ハガキ応募

アナログな手法として、ハガキで応募するキャンペーンもあります。実際のレシートをハガキに貼り付けて、郵送で応募する方法です。

若い世代には手間に感じられてしまう可能性がありますが、スマートフォンに抵抗のあるミドル世代以降をターゲットにする場合は、検討してみてもよいかもしれません。

レシートキャンペーンの主な開催メリット

ここからは、レシートキャンペーンの具体的なメリットについて紹介します。レシートキャンペーンの主なメリットは以下の通りです。

  • 販売促進につながる
  • 競合と差別化できる
  • 顧客データを分析できる

販売促進につながる

1つ目のメリットは、販売促進につながることです。レシートキャンペーンの応募は、商品購入が必須条件のため売り上げに貢献しやすいことがメリットに挙げられます。

キャンペーンで得た成功体験は新たな購買意欲を引き出し、再度同じ商品を購入する刺激にもつながるでしょう。

競合と差別化できる

2つ目のメリットは、競合と差別化できる点です。例えば同じような価格帯の似た商品が並んでいた場合、とくにこだわりのない消費者であればレシートキャンペーンのある方を選ぶかもしれません。

一度購入して商品を気に入ってもらえれば、その後も継続的に購入する可能性もあります。

顧客データを分析できる

3つ目のメリットは、顧客データを分析できる点です。応募者とレシートの内容を照らし合わせることで「自社商品がどのような商品と一緒に購入されているのか」「どの年代の層が多く購入しているのか」といったように、さまざまな顧客情報を得られます。

また、Web専用フォームなどで応募を募る場合は、アンケートや感想を記入する欄を設けてみるのもよいでしょう。

レシートキャンペーンの成功事例5選

ここからは、実際の企業で行われたレシートキャンペーンの成功事例を5選紹介します。前述したWebサイト連動型、SNS連動型、ハガキ応募の具体例としてぜひ参考にしてみてください。

  1. セブン-イレブン
  2. イオン
  3. 宇佐美鉱油
  4. イトーヨーカドー
  5. キリン(一番搾り)

1. セブン-イレブン

  • 実施期間:7日間
  • 応募条件:対象商品を1つ買うこと
  • 景品:無料引換券
  • 当選者数:全員

セブン-イレブンは「1つ買うと1つもらえる無料引換券プレゼント」といった内容のレシートキャンペーンを頻繁に開催しています。セブン-イレブンで特定の対象商品を買うと、後日使えるその商品の無料引換券がもらえるというものです。

キャンペーン対象者は全員なので、もれなくもらえるところが参加者にとってはうれしいポイント。引き換えは後日なので、来店促進にもつながる事例です。

※"セブンイレブン プライチキャンペーン" 参照

2. イオン

  • 応募期間:1ヶ月(30日間)
  • 応募条件:対象商品を含む必要金額分のレシートがあること
  • 景品:家電、カタログギフト、商品券など
  • 当選者数:2,300名

イオンは、コカ・コーラとの共同企画として「歳末大感謝祭キャンペーン」を実施しました。対象商品を含む必要金額分のレシートでスマートフォンまたはハガキから応募すると、抽選でさまざまな景品が当たるというものです。

対象商品の販売促進はもちろんのこと、イオン全体の売上アップにもつながるでしょう。

3. 宇佐美鉱油

  • 応募期間:半年間
  • 応募条件:給油3回分のレシートがあること
  • 景品:家電など
  • 当選者数:365名

宇佐美鉱油は給油3回分のレシートクーポンをハガキに貼って応募するキャンペーンを開催しました。応募期間は約半年間と、開催期間が長いのも特徴です。3回分のレシートが必要になるため、他社との差別化や売上アップなどが見込めるでしょう。

※"宇佐美鉱油キャンペーン詳細ページ" 参照

4. イトーヨーカドー

  • 応募期間:2023年12月1(金)~2023年12月2日(水)
  • 応募条件:3,000円以上の対象商品のレシートがあること
  • 景品:セブン&アイ共通商品券
  • 当選者数:全員

イトーヨーカドーは「3,000円以上の対象商品のレシートがあること」というレシートキャンペーンを頻繁に開催しています。1枚のレシートはもちろん、合算での応募も可能なところがポイント。応募者全員にもれなくセブン&アイ共通商品券がもらえるというものです。

何度でも参加できるため、販売促進や来店促進につながる事例です。

5. キリン(一番搾り)

  • 応募期間:約2ヶ月間
  • 応募条件:対象商品を含む合計1,000円以上のレシートがあること
  • 景品:一番絞り生ビール1ケースほか
  • 当選者数:1,000名

キリンでは「キリンビール(一番搾り)」を購入すると応募できるレシートキャンペーンを開催しました。こちらは当選者数は1,000名で、一番絞り生ビール1ケースなどが当たるというものです。外れた場合もW参加賞に応募が可能で、協賛企業と一緒に開催している事例です。

レシートキャンペーンのやり方

ここからは、レシートキャンペーンのやり方について紹介していきます。

  1. 開催目的を決める
  2. 景品や当選者数を決める
  3. 応募方法を決める
  4. キャンペーンの案内を作成する

1. 開催目的を決める

まずはレシートキャンペーンを開催する目的を決めましょう。先の事例で紹介した通り、キャンペーンの切り口にはさまざまなものがあります。開催内容で効果が変わってくるため、「商品の購入数を増やす」「来店者数を増やす」といったように、どのような目的でおこなうのかを事前にしっかり決めておくのがポイントです。

2. 景品や当選者数を決める

次に、予算や目標に応じて景品や当選者数を決めます。景品の内容と当選者数によって参加者の数が変動するので、予算と照らし合わせて最大限効果が発揮しやすい内容を考えましょう。

とにかく応募者の数を追うことを優先するなら、引換券やデジタルギフトなどが比較的安価で開催できます。家電や豪華景品が当たる抽選キャンペーンなどでも、景品が魅力的であれば応募者が増えるでしょう。

3. 応募方法を決める

続いて、応募方法を決めていきます。「Webサイト連動型」「SNS連動型」「ハガキで応募」などの中から、自社のスキームに合ったものを選びましょう。開催側はもちろんのこと、できるだけ参加者側にも手間のかからない方法で開催するのがおすすめです。

4. キャンペーンを告知する

キャンペーン開催の内容が固まったら、告知方法を考えましょう。店頭POPやチラシ、Webでの告知などさまざまな方法があります。ターゲット層により届きやすい告知方法で、販売促進や来店促進を目指してみてください。

レシートキャンペーンで売上アップを目指そう

レシートキャンペーンは、購入して初めて応募できるため販売促進につながりやすい点が大きなメリット。また、競合との差別化や顧客データの収集にも役立ちます。キャンペーンをスムーズに開催するには、目的を明確にして、コンセプトに合った内容で景品や当選者を設定するのがポイントです。効率的な開催を目指すなら、ツールやシステムも上手く活用しましょう。

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