はじめに、eギフトの基本情報と、どのような贈り物が人気なのかを確認しましょう。
eギフトとは、SNSやメールを介してギフトを贈るサービスを指し、「ソーシャルギフト」や「デジタルギフト」とも呼ばれます。ギフトの種類は幅広く、例えば以下のようなものが挙げられます。
eギフトを使うシーンは、
誕生日や記念日、入学祝い、気軽に感謝を伝えたいときなど様々です。
eギフトの利用はSNSを中心に広がっていますが、魅力の1つは「住所を知らない相手にも送れること」です。プライバシーを気にする相手やまだそこまで仲良くなっていない相手にも気軽にプレゼントを贈れます。
この他のeギフトの魅力としては、
「配送日時を相手が選べる」や「梱包の手間がかからない」などがあります。
実際に、eギフトではどのような贈り物が人気なのでしょうか。
ギフトの企画・販売を行うリンベル株式会社が実施した「もらってうれしいデジタルギフト」のアンケートの結果は以下の通りです(複数回答可)。
【男性】
1, Amazonなどのギフト券 51.5%
2, カフェなどの飲食店で使える引き換えチケット 41.5%
3, スイーツ 29.5%
4, 食事券 29.5%
5, お酒 21.5%
6, カタログギフト 19.0%
7, 宿泊券/温泉券 18.5%
【女性】
1, カフェなどの飲食店で使える引き換えチケット 68.0%
2, スイーツ 42.5%
3, Amazonなどのギフト券 41.0%
4, 食事券 34.5%
5, 宿泊券/温泉券 21.0%
6, カタログギフト 20.0%
7, スイーツ以外のグルメ 17.5%
【引用】リンベル株式会社 プレスリリース(2024年11月14日)
※調査対象:LINEギフトなどのデジタルギフトを贈ったことがある方、
または、もらったことがある男女400名
このアンケートには、「デジタルギフトを贈ったり、もらったりした満足度はどのくらい?」という質問もありますが、8割以上の方が満足と回答しています(とても満足:31.5%、まあまあ満足:50.5%の合計)。
次に、将来のeギフト市場規模の予測と現段階の世代別の利用率を確認しましょう。
eギフトのサービスは、現時点でも多くの方々に利用されていますが、
今後、さらに国内で広がっていくことが予想されます。矢野経済研究所によると、
2017年の時点で909億円だったeギフト市場は、2025年には4,057億円に達すると予想されています。
これが現実化するとeギフト市場は、約8年で4倍以上に成長したことになります。
もちろん、2025年以降もeギフト市場は成長し続ける可能性が高いです。
私たちにとって、eギフトが「なくてはならないサービス」になる日も近いでしょう。
eギフトの利用者は若い世代のイメージが強いですが、ギフトモール オンラインギフト総研の調査はこれを裏付けます。ソーシャルギフトの利用率が最も高いのは20代で、約4人に1人が利用経験を持ちます。
急成長中のeギフト市場ですが、2025年eギフトトレンドは、
「世代を超えて広がる」と「フォーマルシーンでも活用される」です。
これまでeギフトは10代から30代の若い世代を中心に利用されてきました。
2025年以降は、40代以上の中高年世代などでも利用が拡大していくと見込まれます。
前出の調査結果によると、45歳から49歳の14%が「ソーシャルギフトを利用したことがある」と回答しています【オンラインギフト総研 調べ】。現時点でもeギフトは中高年の一定割合に利用されていますが、SNSの利用増加に伴って急速に広がっていきそうです。
もう1つの2025年eギフトトレンドとしては、フォーマルなシーンでもeギフトが浸透する可能性があります。日経新聞では、百貨店の高島屋が2023年よりソーシャルギフトサービスを始めたことが報じられています。利用者の半数がのしをかけた利用(結婚の内祝いや出産祝いなど)とのことです。
日本経済新聞 電子版「ソーシャルギフト、すでに6人に1人が使用 50代にも拡大」(2024年10月12日付)
最近ではeギフト・ソーシャルギフト関連のサービスが増えています。
ここでは、その中から注目のサービスをご紹介します。
LINEギフトは、eギフトを利用するのが初めてという人向きのサービス。
月間ユーザー数9,500万人(2023年6月末時点)のSNS「LINE」アプリを介して様々なプレゼントを贈ることができます。
特徴は、商品ラインアップが充実していること。例えば、eギフト券であれば、主要なコンビニやスターバックス、サーティワン、スシローまで幅広くカバーしています。
Gifttoは、人気のショップやブランドのeギフトを贈りたい、印象に残るeギフトを贈りたいという人向きのサービス。話題のスイーツやインテリア、人気の韓国コスメなどを取り揃えています。
メールに加えて幅広いSNSに対応していること(LINE、Facebook、Xなど)、
国内だけでなく韓国の友達にも贈れることなども魅力です。
選べるe-GIFTは、相手が好きなギフトを選べることに特化したサービス。
贈られた相手が希望するギフトを選び、「交換する」ボタンをクリックするだけで受け取ることができます。
電子マネー・ポイントなど、交換先は計44種類(2024年12月5日時点)。
AmazonやAppleなどのギフトカードや、WAONやPontaなどのポイントを選ぶことが可能です。
ここでお話ししてきたように、eギフトの人気は2025年以降ますます高まることが予想されます。個人のユーザー様も、企業の販促ご担当者様もeギフトを活用して、相手に感動を届けましょう!
最後に、前述の「Giftto(ギフっと)」は、SNSキャンペーンツール「Booster」を展開するダウジャパン株式会社が運営するeギフトサービスです。それだけに、Boosterと連携しやすいサービス設計になっています。
SNSキャンペーンでeギフトを活用したい、ノベルティでeギフトを活用したいというご担当者様は、Boosterと併せてご利用ください。Boosterでは、以下のような条件で無料デモをお試しいただけます。
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